今回はシドニーで活動しているチアリーディングチーム「Springs」でキッズ達の指導を行っている野元理香さんにインタビューしました。
チーム紹介:
Springsでは「挨拶・礼儀」「感謝の心」「チームワーク」を大切にチーム作りを行っているチアリーディングチーム。メンバーの2016年のがんばりが次の年にもつながるよう、また、今年一年のSpringsを支えてくださる方々への感謝の気持ちを込めて「元気・勇気・笑顔」をお届けできるように頑張っています。
聞き手:Ryota Nakatake, Miho Tojiki
チームの練習頻度・年齢層・人数を教えて下さい。
練習は週に一回行っています。年齢は1歳〜10歳の男女(※性別・年齢制限は設けていません)で、総勢28名のチームです。
Springsを始めたきっかけは何ですか?
日本でチアの指導員資格を活かして教室開校や講習会でのインストラクターをしていました。その経験をシドニーでも活かしたいと思っていたところ、2015年にJCS日本語学校シティ校での課外時間のレッスンのお話を頂き、12名のメンバーでスタートしました。それがSpringsの前身となるチームです。
Springsをしていて嬉しかったことは?
嬉しいことだらけなのですが、子どもたちがチアをすることで変わってきたと家族の方に言われた時に嬉しく感じました。 パフォーマンスを見た方が感動して泣きましたと言ってくれたことも嬉しかったです。
小さい子どもたちをどうやってまとめているんですか?
団体行動が習慣になっている日本の子どもたちを相手にしていた指導経験をまったく活かすことができないゼロからのスタートでした。 一人ひとりの個性を大切にしながらそれがチームに活きるように役割を与えたり、子どもたち自身が自分たちで考えてチーム作りができるように見守る姿勢を大切にしています。
チアを通じて子どもたちに何を伝えたり、学んでもらいたいですか?
一人ひとりが素晴らしい存在であるということ。そして、感謝の気持ちです。自分を信じて将来何事にもチャレンジして、皆を幸せな方向にリードできるような子になるように、自己肯定感を高めるような指導を心がけています。
チアは一人でも欠ければ演技が成り立たない分だけ個人の役割は大きく、だからこそ得られる誇りや支えてくれる家族のありがたさ、メンバーへの信頼を身をもって感じることができると思っています。難しいことも一人ひとりの努力と皆で協力する楽しさを経験しながら、成功体験を重ねられる素晴らしいスポーツです。
パフォーマンスのアピールポイントは何でしょうか?
競技チアの要素を取り入れた組体操や、チア独特の力強い動き、タンブリングやダンスを子どもたちが大きな声と笑顔で表現することがアピールポイントです。たくさんの方々に伝わることを実感し、私も嬉しくて泣きそうでした。
祭りは日本人以外の方にも見てもらえるありがたい機会なので、そのことに感謝してスタッフのみなさんの努力や、足を運んでくれたお客さんに元気が届けられるように、感謝の気持ちを込めてパフォーマンスしたいです。
パフォーマー目線で祭りに期待することは何でしょうか?
スタッフのみなさんにとっても最高の一日になるように体に気を付けて12月10日を迎えて頂きたいです!私たちも祭りの成功に貢献できるようがんばります!
これから先の目標は何ですか?
年齢、国籍、性別問わず、シドニーのみなさまに愛されるチームに成長することです。
インタビュー後、Springsの練習を実際に見学させてもらったのですが、子どもたちの声の凄まじいパワーととびきりの笑顔で、凄く元気を貰えました。祭りの会場で子どもたちの活躍を是非ご覧ください!
祭りウェブ 編集チーム
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