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今年度Matsuriに初参加!世界のティーカンパニーITO ENにインタビューしました

今年度Matsuriに初参加!世界のティーカンパニーITO ENにインタビューしました

聞き手:Sae Kikuchi

ITO EN Australia Pty Ltd様の会社ついて教えてください。

ITO EN Australia Pty Ltdの設立は1994年。登記後の準備期間を経て、2000年よりビクトリア州の北東部にて日本茶の栽培と荒茶加工を開始しました。現時点では、オーストラリア市場にオーストラリア産緑茶を提供する日本の食品メーカーです。

オーストラリアで緑茶の販売を開始したきっかけは?

オーストラリアには古くから英国に由来するアフタヌーンティーの文化がありました。そこからイタリア移民が広げたコーヒーの文化を通じて、オーストラリアの喫茶文化は徐々にグリーンティーの消費へとシフトしています。グリーンティーの人気が高まりつつあった当時、当社は既にオーストラリアにおける国外輸出向けの緑茶の栽培・製造を行っていたため、『地元消費に向けて商品を提供してはどうか?』との発想から商品の販売を開始しました。

オーストラリアではどのような活動を行ってきましたか?

オーストラリアでの茶の消費はティーバックの消費に傾いています。日本のようなペットボトルの冷たいお茶を消費する飲用スタイルはまだまだ確立されていません。そこで、当社が得意とするボトル飲料等を市場へ紹介し、本物のお茶を手軽に楽しんでいただける日本発の近代文化を提案し続けてきました。もちろん、地元産緑茶の製造を手がける手前、昔ながらのリーフをティーポットで抽出し楽しむ飲用スタイルの啓蒙にも力を入れ続けております。

実は私、オーストラリアの友人の前で冷たい緑茶を飲み「グリーンティーなのに温めないのか?」と不思議がられた経験があります…!(笑)お茶にも色んな楽しみ方があることを、海外の方にも是非もっと知って欲しいですね。では、お~いお茶のアピールポイントは何でしょうか?

オーストラリアの”一般的な清涼飲料水”によく見受けられる、人工甘味料、天然甘味料、香料、着色料、保存料などを一切使わず、『ありのままの日本のお茶』であることです。

オーストラリアで甘くないお茶を見つけるのって難しいんですよね…。さらに着色料、保存料も使用されていないというのは本当に安心です。そんなお~いお茶の楽しみ方、美味しい飲み方はズバリ?

やはり、食事のお供にゴクゴクお飲みいただくことです!

日本や他国で販売する際と比べ、オーストラリア向けに変えられている事は何かありますか?

来年より、オーストラリアで販売するお~いお茶に、我々が栽培加工を手がけるオーストラリア産緑茶を100%使用するつもりです。

MATSURI 2017に参加して頂くきっかけは何でしょうか?

昨年のMatsuri Japan Festivalが大変盛況だったことを知り、祭りには欠かせない食べ物と当社の繋がりとして、また、オーストラリアで『日本の食文化の一端を担う緑茶』に深く関わる企業として、当社の活動を認知していただくために参加を志願致しました。

ありがとうございます。今後新しい商品を展開する予定などはございますか?

お~いお茶に代表する「無糖茶飲料ラインアップ」にジャスミン茶が加わります!2018年の早いタイミングから販売を開始する予定です。ゆくゆくは、そのジャスミン茶もオーストラリア産の緑茶を使用したジャスミン茶飲料にしていきます。

非常に楽しみです。MATSURIではどのようなPR活動をする予定でしょうか?

日本のお茶の企業がオーストラリアで日本茶の生産活動をしている実態の啓蒙と、日本で一番愛されているお茶ブランド、「お~いお茶」の告知活動です。

佐藤さんにとって「祭り」とは?

ワクワクな幼少期の記憶です。

最後に祭りを支えるスタッフ、ご来場されるお客様へメッセージをお願いします。

今年初めてシドニーでのMatsuri に参加します。私佐藤自身がメルボルン日本商工会議所の理事を務めることもありますため、Matsuri への参加を通じて日豪関係の発展に貢献できるよう精一杯努めます。

お忙しい中、インタビューにご協力頂きありがとうございました!

編集後記

今回は ITO EN Australia Pty Ltdより佐藤さんのインタビューをお届けしました!
私もオーストラリアに来た当時は結構驚いたのですが、緑茶はオーストラリアでも一般的に飲まれており、かなり人気がある印象です。特に「ホット・グリーンティー」の人気は高く、いつも人々の心を温め、癒してくれています。しかし、MATSURIが開催される12月は、シドニーでは暑い夏!MATSURIをきっかけに、手軽に飲める冷たい緑茶の魅力を始め、日本の更なる魅力をオーストラリアの方々にお伝えしていけたらと思います。

太陽のもと味わう、冷たく冷えた「お~いお茶」と美味しい日本料理が待ち遠しいな~!

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編集チーム

編集チーム

出身地:オーストラリア
【Q: 今何をしてるのか?】A: 祭りのPRを行なっています!【Q: 私にとっての祭りとは?】A: 私たちにとって祭りは日本を好きな人たちが集まる場所。祭りを通して日本をより知ってもらえたら嬉しいです!

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