今回、シドニーを拠点に活動するダンスチーム“Dilated NU”のリーダーNAOさんにインタビューしてきました。NAOさんは現在、プロダンサーとして活動しながらインストラクターのお仕事もされています。そのNAOさんが生徒を集めて、様々なイベントに参加できるように作られたストリートダンスチーム”Mad Unity”について語ってもらいました。
聞き手:Ayaka Onuma, Miho Tojiki
NAOさん自身がダンスを始めたきっかけは何ですか?
元々は、日本でダンスをしていました。2005年にワーキングホリデーでオーストラリアに来ました。最初からダンスをやるために来たのではなく、偶然ダンスをしている友達がいたので、再びダンスを始めたのがきっかけです。
オーストラリアでダンスをしていて嬉しかったことは?
来てすぐにダンスを始めて、ダンス友達がチームを組んでいたので、一緒にSHOWに出ていました。シドニーやゴールドコーストなど色々な場所で踊っていました。当時のオーストラリアは、まだダンスシーンが小さかったため、終わった後のリアクションが日本とは違ってあまりにも大きくて、それが一番嬉しかったですね!ワーキングホリデーだったからこそ、何でもできる環境で、もう楽しくて楽しくて!!(笑)
オーストラリアに来た当時は、英語が話せなかったのですが、ダンスがあったからコミュニケーションがとりやすかったですね。それに、ダンサー同士がとても仲良くフレンドリーだったので、すぐに友達もできました。もし、ダンスがなかったらコミュニケーションをとるのが恥ずかしかったと思います。(笑)
踊りの途中で、振り付けを忘れてしまうことはありますか?
ありますよ!!その時はもう、やり過ごします。(笑) もし、10秒間振り付けを忘れてしまったら、とりあえず身体を動かします!!コンテストだと“やっちゃたぁー!!”ってなりますが、わいわいするイベントは笑って…(笑)
NAOさんが作られた”Mad Unity”についてお聞きしたいのですが、チーム名「Mad Unity」の由来を教えてください。
「Mad Unity」とは、「何かに夢中になっている団体」。誰でも参加できて、ダンスを通じてメンバーが集うことで「ひとつになれる」という意味です。
ストリートダンスチームを作ったきっかけは何ですか?
スタジオで行なう発表会以外で、フェスティバルやイベントを中心に誰でも参加できて、踊る機会を増やしてあげたい、生徒をもっと色んなイベントに出してあげたいと思ったのがきっかけで作りました。このチームはプロフェッショナルメンバーではなく、生徒の誰もが参加できるところが特徴です。
Mad Unityの練習頻度・年齢層・人数を教えてください。
このチームは、普段レッスンに通っている生徒さんに声をかけたり、SNSのコミュニティーを通して呼び込みをしています。イベントによって毎回メンバーは変わります。主に大学生を中心に、色々な国の生徒さんが参加してくれています。最初は週1回ですが、イベントが近くなると週2~3回で活動しています。
初心者の方はいるんですか?
はい、いますよ!!基本的に初心者の子が多いです。このチームは、楽しく踊ってもらうことが一番なので、生徒のレベルはバラバラです。だからこそ、チームのみんなが最後に、“踊れたぁー!!”って思ってもらえたら嬉しいですね。
曲はどうやって決めているんですか?
イベントに合わせて曲を決めています。4~5曲ぐらいをつなげる時もあれば、1曲だけのときもありますね。曲選びをしてから振り付けを考えています。その都度、自分のイメージにあった曲を選ぶのですが、曲選びが一番難しいですね。
アニソンとか使わないんですか?
アニメフェスティバルのようなイベントで踊るときは、アニソンや日本の曲を使ったりしますよ!
因みに、今年の「祭り」ではどのくらいの曲数で踊る予定ですか?(小声)
今の時点では3曲ぐらいですが、もっと増える予定です!!
今年の「祭り」に対する意気込みは?
Mad Unityのダンスを通して、来てくれる人が日本の雰囲気を感じてもらえるようなものを作ろうと思っています。なので、日本の和の曲を使いたいなぁ~、と考えています。あと、新しく改装されたTumbalong Parkのステージがどうなっているのか、当日踊るのがすごく楽しみです!!
パフォーマー目線で「祭り」に期待することは?
パフォーマンスとMCの間や休憩の間に、BGMがあると嬉しいですね!(笑)誰もが知っているアニソンやアイドルの曲でも何かしらBGMがあると、パフォーマンスしている側も来てくれたお客さんも、より楽しむことができるんじゃないですかね!haha
(インタビュアー)そうですよね!BGMが流れているだけでも、楽しい雰囲気を感じられますもんね!!(笑)
Mad Unityとして、今後の目標は?
より多くの場所で躍らせてあげたいですね!そして、シドニーだけでなく、他の州でも踊る機会を増やしていきたいです!!
今回、インタビューさせていただく前に練習風景を拝見したのですが、生徒の皆さんが笑顔で楽しく踊っている姿を見て、とても幸せな気持ちになりました!今年の祭りでは、どんなパフォーマンスをしてくれるか皆さん、楽しみにしていてくださいね!!NAOさん、Mad Unityの皆さん、ありがとうございました!!
祭りウェブ 編集チーム
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