今回は、先日のシドニー総領事表彰を受賞したばかりの太鼓チーム「和太鼓りんどう」を訪ねました。シティの中心地から聞こえてくる太鼓の音色。オーストラリアで日本の音を聞くことができるって素敵です!和太鼓りんどうインタビュースタートです!
聞き手:Ryota Nakatake, Masaya Yamagata, Ayaka Onuma
和太鼓りんどうの名前の由来を教えて下さい。
オーストラリアでは、メルボルンで坂本敏範先生が始められた和太鼓りんどうが最初です。そこから名前を暖簾分けして「和太鼓りんどうシドニー支部」として活動を開始しました。和太鼓りんどうについては、熊本のりんどう太鼓保存会が発祥で、その名前が引き継がれています。
チームの練習頻度、人数は?
シドニー支部は6人で活動しています。練習は週1回行っています。
オーストラリアの和太鼓文化について
オーストラリアでの太鼓文化はまだ歴史は浅いですが、今は様々な団体ができ、太鼓熱が凄いですよ!メルボルンの和太鼓りんどうでは人数も100名以上いて、精力的に活動しており、8割がオージーの方です。現在オーストラリアの各地に太鼓の団体が存在していますが、相互交流を図るためにオーストラリア和太鼓フェスティバルというイベントを開催しているとのことです。
演目をどのように構成し、作っていくのですか?
演目は各団体で独自のものを使用しています。和太鼓りんどうでは、坂本先生がご自身で作曲された曲、収集した曲を使用しています。演目の練習についてですが、和太鼓りんどうでは基本的に楽譜を使いません。声とリズムを駆使して身体で覚えるようにしています!
太鼓をしていて嬉しかったことは?
演奏して、「凄く良かった」と言ってもらえると嬉しいですね。また、子どもたちが集まってきてくれると楽しんでもらえたなと感じ嬉しく思います。子どもたちの反応って凄く素直だなと感じるので。あと、太鼓をやってなかったら出会えなかった人がたくさんいて、その人たちと出会えたことがやってて良かったと感じることですね。
太鼓はどこから取り寄せているのですか?
全て日本から持ってきています。オーストラリアは検疫が厳しいこともあり(太鼓の皮革に対する検疫)、自分たちで運んで持ってきました。
パフォーマンスのアピールポイントを教えて下さい。
シドニー支部は人数は多くはないですが、少ない人数でも息のあった、パワフルな音を創り出せることですね。祭でしっかり皆様に音を届けて魅了させたいです!
パフォーマー目線で祭りに期待することは?
パフォーマンスを集中してみて頂けるステージだといいですね。今回、会場も広いですしね!また、これが日本の祭りなんだということ、祭りを行う意義が明確に伝わるといいのではないでしょうか。
和太鼓りんどうとして、これから先の目標は?
もっと多くの人に太鼓を伝えていきたいですね。
和太鼓りんどうにとって祭りとは?一言でお願いします!
シドニー初めて太鼓を叩かせて頂いた思い入れのある祭りという意味を込めて、和太鼓りんどうシドニーの「始まり」です!
現在、和太鼓りんどうはオーストラリアではメルボルンとシドニーの2カ所、ドイツに1カ所拠点があるとのことです。多くの人に太鼓を伝えていきたいという思いは着実に叶っていますね!
ー 取材後、実際に叩かせていただきました ー
凄く爽快!!叩いてる間は余計なことを考えず無心で叩けました!太鼓はリズム感がつき、二の腕等の筋肉もつくので、エクササイズにもストレス発散にもいいですね。祭りでも要チェックですね!それと太鼓は水や紫外線にあまり強くないそうです。本番は雨が降らずに太鼓日和になりますように!
祭りウェブ 編集チーム
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