パフォーマー紹介

祭りを通して世界平和を!極真空手豪州支部師範吉田謙一さんへ突撃インタビュー!

祭りを通して世界平和を!極真空手豪州支部師範吉田謙一さんへ突撃インタビュー!

今回私たちがインタビューをさせていただいたのは、オーストラリアで極真空手を教えていらっしゃる、代表の吉田謙一さんです。なんと今年でオーストラリアに極真空手がきて40年!オーストラリア全国に1万人もの極真空手の生徒さんがいらっしゃるそうです。

オーストラリアの本部は私たちが伺わせていただいたBondi Junction にある道場で、この道場は毎日開いている常設道場なだけあって、生徒さんの数はここだけで約500人もいるんです。年齢層は5歳から80歳までと幅広く、子供の生徒さんが多いらしいですが実際に選手として活躍されているのは、20歳から30歳くらいの方々です。この日も吉田さんをはじめ、黒帯を締めた強そうな選手の方々がいらっしゃいました。

インタビュー後に練習も見学させていただきましたが、見ている私たちも背筋が伸びるとても迫力のある練習でした。日本の極真空手がここオーストラリアで、オーストラリアの皆さんに愛されていることはとても嬉しいです。

聞き手:Miho Tojiki, Mei Hayasaka

interviewer-02空手をしていて嬉しかったことは何ですか?

 

Kyokushin-ken-face-02私が海外で空手を教えることで、空手を通して日本に興味を持って日本を好きになってくれたり、日本に行ってみようと思ってくれる人が増えることが1番嬉しいです。

interviewer-02オーストラリアの生徒さんは空手の何に惹かれて始めたのでしょうか?

 

Kyokushin-ken-face-02みんな志は様々で、健康になりたい・痩せたい・喧嘩に強くなりたい・友達を作りたいなどきっかけはいろいろあります。やはり最初は単純に強くなりたい!という気持ちで始める人がほとんどだと思いますが、空手を続けていく中で精神的な本物の強さをみんな身につけていくと思います。

そして、強くなることで優しさを持つことができます。正義があっても力がなければ誰も助けることはできません。正義なき力は暴力です。両方鍛えなければ強さは得られないと思いますね。

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interviewer-02今から空手を始めて夏までに痩せられますか?

 

Kyokushin-ken-face-02痩せられます!もともと何もしていない人なら、最初の1~2か月で4~5㎏は落ちますので、夏までに間に合いますよ!1回の練習で1.5㎏くらいは落とせますが、それだけハードではあります!

interviewer-02吉田さんの自慢の筋肉はどこでしょうか?

 

Kyokushin-ken-face-02もう全身ですね!例えば腕でも、腕は攻撃を受けるので強くしないといけないし強くなります!

 

━ 実際に腕を触らせていただきました ━

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すごい!!!私たちの両手でやっと掴めるくらいの太さです!!太さもすごいですが、とっても固いです!この腕があれば、どんな攻撃も守れそうですね!

interviewer-02今年の祭りでのパフォーマンスのアピールポイントを教えてください

 

Kyokushin-ken-face-02今年の祭りでは、例年やっていた板やバットを割るような演武に加えて実践的な戦いをお見せしたいと思っています。迫力のある試合を生で見られるのは、とても盛り上がると思いますよ!きっとたくさんの観客が集まってくれると思います。

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interviewer-02パフォーマー目線で「祭り」に期待することは何でしょうか?

 

Kyokushin-ken-face-02パフォーマーとしては、一人でも多くの人に見てもらうことによって力が出ます!人の目というものは「力」をくれます。一人でも多くの人が集まるようなお祭りの企画・運営を期待したいですね!

interviewer-02極真空手として、これからの目標は何ですか?

 

Kyokushin-ken-face-02空手を通して一人でも多くの青少年の育成を目指しています。そして皆さんが空手を愛してくれることで、空手がオーストラリアと日本の架け橋になると思います。

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interviewer-02吉田さんにとっての「祭り」とはなんですか?

 

Kyokushin-ken-face-02「世界平和」です。我々が日頃鍛えた事を、祭りの場で、一人でも多くの人に見て頂き、感動を与えたい。そして、オーストラリアの人々に日本の良さを分かって頂きたい。それがすなわち「世界平和」に繋がると思っています。

DSC_0757 DSC_0764 DSC_0766 DSC_0783 DSC_0823 DSC_0897 DSC_0884 DSC_0796DSC_0725 DSC_0900今回、吉田さんにインタビューをさせていただき、空手を通してオーストラリアと日本を繋いでいる方だと改めて感じました。吉田さんのような方がオーストラリアにはたくさんいて、そんなみなさんがこの祭りに参加してくださることは、とても嬉しいことですね。今年の祭りでは、実践的なパフォーマンスを披露してくださるようですので、みなさん要チェックですよ。今後もパフォーマーの方々にインタビューを続けていきたいと思っていますので、お見逃しなく!

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Miho Tojiki

Miho Tojiki

出身地:宮崎県高千穂町
【Q: 今何をしているか?】A: オーストラリアに来て1ヵ月!語学学校に通っています! 【Q: 私にとっての祭りとは?】A: 地元が神々の里と呼ばれる場所なので、祭り=神事というイメージが大きいです。盛り上がる祭りというよりは、神様に感謝するという厳かな祭りの中で育ってきました。でも、大きな夏祭りのような祭りは、屋台やステージ・花火などもあって、ビール片手に焼き鳥で最高ですね!

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