情熱祭り

2017年祭りに向けて!JNTOシドニー事務所の若林香名事務所長にインタビュー!

2017年祭りに向けて!JNTOシドニー事務所の若林香名事務所長にインタビュー!

聞き手:Yuyu Koizumi、Ai Sena、Tamaki Ishizuka
文章:Yuyu Koizumi
カメラ:Tsuyoshi Endo

皆さん、JNTOってご存知ですか?普段の生活の中では聞き慣れない名前かもしれませんが、実は日本にとってとても大切な役割を果たしている機関なんです。JNTOとはJapan National Tourism Organizationの略…と言えばなんとなく想像がつくでしょうか?JNTOはこの「Matsuri in Sydney」を支えてくれている機関でもあります。そこで私たちオンラインチームメンバーは、JNTOシドニー事務所の若林香名事務所長にインタビューをしてきました!

祭り編集部:記事を見てくださっている読者の方向けに、JNTOさんの活動についてお話を聞かせてください。

若林事務所長(以下、若林):日本政府観光局、正式には国際観光振興機構といいます。世界中の主要国が観光局を持っていて、自分の国へ来てくださいと海外に向けて誘致するんです。その日本版と言える独立行政法人ですね。1964年の東京オリンピックの際に海外から沢山人を呼び込む必要があったのでそれに合わせて作られ、今でも50年以上にわたる活動が続いています。

シドニーの事務所はその中の一つなんですね。

若林:シドニーは比較的歴史の長い事務局です。つまりオーストラリアの人に向けて日本をアピールすることは、活動としてはずっとやってきていることなんですよね。ただここまで派手に広告をうったりは新たな試みと言えます。

若林さんはどんな思いでJNTOに入局なさったんですか。

若林:日本にはいいところが沢山あるのが分かっていたので、海外の人に日本に来てもらうことで興味をもってもらって、それが国際平和に繋がるといいなというのは入社前から思っていました。
「観光は平和へのパスポート」という国連の言葉が当時のJNTOの事業概要に書いてあって、すごくいい言葉だな、そういう国際平和に貢献できる仕事だなっていうのは思ったんですよね。

たしかに文化等を通してその国を好きになったら、前向きにその国を見ることが出来ますよね。観光を通して国同士の関係も変えることが出来るんですね。

若林:海外の人が沢山日本に来ることによって日本人が気付かなかった(日本の)魅力を再発見出来たりもすると思うんですよ。観光は日本人にも海外の方にも、双方向にとっていいことだと思います。

海外の方が日本のここが魅力!と言っているのを聞いて、え、そんなのがいいの?と思ってしまう時、正直ありますもんね(笑) では、本題である「Matsuri Japan Festival」の話に移りたいと思います。この「祭り」はJNTOさんにとってどのような位置づけのイベントでしょうか。

若林:JNTOはBtoB、いわゆる旅行会社等向けの業界内の仕事が多いのですが、BtoCと呼ばれる一般の消費者の方に向けのPR業務もやっているんです。「祭り」は特に大きなお祭りなので、BtoCには効果的ですね。三万人規模の集客、その上日本に興味を持っている方が一堂に会する場で日本のPRや旅行のアドバイスが出来るというのはなかなかない貴重な機会だと捉えています。
*B to B ⇒ 企業同士の商取引き、サービスのこと ”Business to Business”の略
*B to C ⇒ 一般消費者向けの商取引、サービスのこと ”Business to Consumer”の略

今年も例年通りパンフレット配布をするのですか。

若林:そうですね。また、今年はブースにお面を並べたりして縁日っぽくしたいなと思っています。楽しいのが一番だと思いますので。

雰囲気づくりにもなりますもんね。

若林:そうですね。

JNTOの一員として日本のPRに長年関わってきた若林さんから、「祭り」のPRチームへのアドバイスをお願いします。

若林:毎年やると定着してきますし、「あ、なんかやってるよね」というのは広まっていくんじゃないかと。SNSも今は本当に色々あるじゃないですか。Instagramもあるし、YouTubeもFacebookも…。使えるものは全部使ったほうがいいと思います。

やっぱり毎年続けるっていうのはすごく大事ですよね。

若林:地域や物など、あるものをPRしようと思ったときにはやはり、広告を出す、セミナーを開くといった様々なことを毎年続けてやっと三年目くらいから人が動き始める。そして実際に経験した人の「良かったよ」の声で広がっていく」といった感じなので。アジア市場であれば、例えばドラマやMVの撮影で使われた場所が爆発的に人気になるということもあるとは思うんですが、特にオーストラリアの市場ではもっと時間がかかると思います。

毎年コツコツやっていくことが大切なんですね。今私たちがやっていることがこの先に繋がっていくんですね。

若林:はい、すごく大事なことだと思います。絶対に結びつくと思いますよ。

去年から今年にかけてオーストラリアと日本を結ぶ直行便の就航が続いていますね。

若林:絶好の機会だと思っているので、JALさんともカンタス航空さんともプロモーションの計画をしています。今年の2月にカンタス航空のメルボルン―成田便が就航した際にはアイスクリームキャンペーンというのをやりました。メルボルンのアイスクリームチェーンとのタイアップで、日本風の屋台をメルボルン中に出して抹茶などの日本の味を試食してもらったりすることで幅広い世代にPRしました。

では去年は日本の「食」をPRしようという方針だったんですね。

若林:マスターシェフ(の放映)も決まっていたので、食の事業に力を入れようということに元々なっていたんです。それでアイスクリームがいいんじゃないかと。

今年のキャンペーン内容は決まっているのでしょうか。

若林:JALさんは2017年9月から就航、カンタスさんは2017年12月から就航なのですが、キャンペーンは就航開始の時期にあわせてではなく少し落ち着いた時期での展開を予定しております。準備に時間がかかっているという事情もあるのですが自ずと注目が集まる就航開始の時期よりも、路線維持のためには、開始から少し経った段階で行いたいというご要望もあり、今のところJALさんもカンタスさんも、今年12月~2018年2月頃のキャンペーン実施になる可能性が高いです。カンタス航空さんは関西エリアに飛ぶので、京都や大阪はまだまだ東京に比べると知らない人もいると思うので、何かJNTOらしい面白いことが出来たらいいなと思います。航空会社さんの新規就航というのはJNTOにとっては非常に大きなニュースなんです。

特に力を入れる時期になるんですね。

若林:そうですね。就航に合わせてやるつもりです。

若林さんにとって「祭り」とは?

若林:やっぱり「日本の伝統」だと思うんですけど、私にとっては故郷を思い出すもの。地元で年に一回かなり大きなお祭りがあって、祭りと聞くとそれをまず一番に思い出します。

海外の人にも祭りに来てほしいと思いますか。

若林:そうですね。“らしい”ですもんね(笑)

いかにも日本って感じですよね(笑)

今回は若林香名JNTOシドニー事務所所長のインタビューをお伝えしました。日本とオーストラリアを結ぶ直行便の就航が相次ぎ両国の交流がさらなる盛り上がりを見せる今、「祭り」が日本への観光の後押しとなるように頑張ろう!と私たちボランティアスタッフの想いも盛り上がったインタビューでした。今後も引き続き「祭り」に関する情報をアップしていくのでお見逃しなく!

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編集チーム

編集チーム

出身地:オーストラリア
【Q: 今何をしてるのか?】A: 祭りのPRを行なっています!【Q: 私にとっての祭りとは?】A: 私たちにとって祭りは日本を好きな人たちが集まる場所。祭りを通して日本をより知ってもらえたら嬉しいです!

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